イタリア旅行記　ヴェネチア編１

９月１１日、この日は日帰りでヴェネチアに向かう。　朝７時前に起きて朝食を取りに１階に
行くが、まだ時間前で食べれなかった、仕方ないので昨日買ったバナナで済ませ駅に向かう。

イタリア人は働かないなどと良く聞くが、こんな早朝から街のカフェやホテルの従業員など
忙しく動いていた。

朝の駅は、多くの人で賑わっていた。ヴェネチア行きの列車
に乗り込む、車窓からはいつもの田園風景が見える。
いつの間にか眠ってしまった。

ヴェネチアと名の付く駅は２つあり、手前の駅からゆっくりと
海の中の１本道を走ってゆき、ヴェネチア・サンタルチア駅に
到着、ボローニャからは２時間半ほどだった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヴェネチアに車で来れるのはここの駅まで、この先に車道は
無く、移動するには水上バスかゴンドラか徒歩しかない。
大きな運河が数本あって、そこから網の目の様に小さい運河
が入り組んでいる。

駅からまたいつもの様に歩き出す、地面すれすれまで水が
来ている、大潮の時は海面が上昇して水浸しになるらしい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

街の中は、網の目の様な運河の上にさらに網の目の様な
細い路地がたくさん通っている。

それはまさに迷路だった、人がなんとかすれ違えれる細い
路地を歩いているかと思えば、いきなり広場に出たりカフェ
のテーブルが並んでいる、通りに出たりする。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そしてちょくちょく、運河の上に架かる橋を渡る、下には
道の様に運河が流れている。

色とりどりの壁をした建物が隙間無く建っていて、ゴンドラ
よりも生活物資などを載せた、細長い小船の姿がよく目に
付いた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

街中には、所狭しとレストランや、お土産店、小さなアトリエ
なんかが並んでいて、街の風景をみるのも良いが、
こういった店なんかに入って見て回るのも楽しそうだ。

腹が減ったので、小さなピザ屋で２切れのピザを買い、
運河の横に腰掛けて食べる。　トマトソースとサラミみたい
な肉がのっていてシンプルだったが美味しかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いつの間にか、大きな運河の横を通る道に出ていた。
高そうなレストランが並んでいて、運河には沢山のゴンドラ
が止まっている。

有名なリアルト橋が見えてきた、橋の上はものすごい
人混みでなかなか前に進めないくらいだった。
（こういう場所ではスリに気を付けないといけない、この街
でも沢山ジプシーらしき人を見かけた）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　