自分の住んでいる所から唯一、気軽に観戦に行ける美祢も、当初は2004年のスケジュールから
消えていた、知らない間に復活していたけど、1回だけの開催(涙)  でも、無いよりマシかと思い
いつもの様に早起きして山口まで高速をひた走る。
例年の、春・秋の時期ではなく、夏真っ盛りの8月、この暑さがレースを面白くしてくれそうな予感が・・・

 午前中の内に美祢に着いて、いつもの様に近くの弁天池(不老長寿の水が湧いてます)に行き、
市内のジョイフルでご飯食べて、サーキットに入りました。
着いた頃にはF3のレースが終盤を迎えていた、バックストレートからメインスタンドへ歩いて移動する
夏休み最後の日曜とあってか、家族でBBQやりながら観戦してる人達もいてけっこう賑わっている
大型台風が近付いていたけど、南の方で停滞していて、雨の心配はなかった。

 フォーメーションラップから、16台のマシン(年々少なくなる・・・)がスタート! PPのトレルイエが
トップで1コーナーへ、脇坂が後方からいきなり2位へジャンプアップ! 1コーナーは各車無事に
通過したけど、2コーナーでPIAA中島の2台が同士撃ち、2台とも消えてしまった、波乱の幕開け。

 ピット作戦が上位陣で、タイヤ+給油 タイヤだけ ピットストップ無し とそれぞれ別れ、終盤に
かかった所で、1位にストップしていない、R・ライアンが立っていた、それを追うのはフレッシュ
タイヤのB・トレルイエ、ストレートでスリップに入り1コーナーで仕掛けるけど、ライアンが垂れた
タイアでスライドしながら何とか耐える! といったバトルが続く。  そして・・・

 そのままの状態でファイナルラップ・・・ そして最後の1コーナー、ライアンがぎりぎりの所でトップ
をキープ、2コーナーでもそのまま、ああ〜これで決まったねー、と思う半面(まさかヘヤピンで・・・)
なんて考えていたら、マジで飛び込んだよ! ”少ない観客の美祢のスタンドからどよめき声が!”
互いのタイヤがぶつかり、1位のライアンは1回転してグラベルにストップ、トレルイエは1位で
チェッカー! はじき出され優勝をふいにされたライアンは激怒して、1周してきたトレルイエに激しく
抗議していた(まるでNASCARのブリストルみたいに!)

結局、後日の審議の結果でも、順位はフィニッシュ順で、という事になった様です。
この件は賛否両論あったけど、俺はこれはレーシングアクシデントだと思う、あそこで行かんと
だめでしょ!、コース上でこんなにバトルが見れるFNが好きです、将来はもっと昔みたいに
盛り上がっていったら良いと思います。