街のメインストリートには土産物屋が並んでいて、けっこう
日本語の露出が多かった、店員にも何人か日本人の方も
いたりする。


ツェルマット駅の横に、ゴルナーグラート鉄道の駅があり
そこから登山列車で、3000m付近まで行けるのだが、運賃が
けっこう高かったので乗れなかった。
                                      

ゴルナーグラート鉄道

結局、ずっと霧が立ち込めていてマッターホルンを見る事は
出来なかった、駅に向かう途中で道端で売っていた大きな
フランクフルトを買って、遅めの昼ご飯を済ませる。


列車の時間になったので、駅に戻りツェルマットを後にする。
帰りも同じく”Brig”で乗り換え、”Spiez”へ。
                                     

ツェルマット駅

”Brig”の駅の売店でベーコンチップスというお菓子を買って
みる、その名の通りベーコンの味と形をしたスナックなのだが
これがなかなか美味しかった、日本で発売したら売れそう。


”Spiez”に着いたが、まだまだ日没まで時間がたっぷりあった
ので、ここで乗り換えずにスイスの首都”Bern”まで行って
みる事にした。
                                      

ベルンの街並み

ベルンの駅は地下にあり、多くのホームが並びとても大きい駅
だった、ちゃんとした出口がわからず、人の波について行くと
変な所から外に出れた。


さすがに首都という事もあり、駅前の通りはかなり賑やかしい
別に当ても無いので、とりあえず川の方に向かって歩き出した
古い建物の谷間をトラムが次から次へと走っている。
                                      

町外れのアーレ川

川の周りには、旧市街地が広がっていて中世の町並みを
橋の上から見る事ができる。


屋根裏部屋の小窓が、赤茶色の屋根の上についていて
この町並みだけ見ていると、まるで宮崎駿の作品の中に出て
くる様な風景だった。
                                      

ベルンの街並み

日も暮れだしたので帰る事にする、インターラーケンに着いた
頃にはもう、暗くなっていた。


駅前のマックでハンバーガーを買ってホテルに戻って
夕食をとる。 この日は宿泊客が少なく、広い部屋に一人
ぼっちで眠った。
                                      

結局スイスに滞在した間は天候に恵まれず、アルプスの山々は見る事ができなかった
しかも登山列車は、ユーレイルパスが使えなく、とても高額なので貧乏旅行者にとっては
かなり厳しいものがあった。

もしも、またスイスに行く機会があれば、自転車を電車に乗せて山の上から下ってみたい
と思う。