9月16日、昨夜は新しい宿泊客は来ず、結局朝まで一人だった。
広い部屋に空のベットが並んでいて、かなり違和感があり、はっきり言ってちょっと怖かった
ホテルの従業員が起きて来るのと同時にカギを返し、駅に行き再びルッエルンに戻る。
ルッエルンで、軽く朝食をとってすぐに、チューリッヒ行きの
列車に乗り変える。
たしか、チューリッヒの駅は地下街などもあり、かなり大きな
駅だったと思う(後に行ったミュンヘン駅とダブって記憶して
しまっている)そこからオーストリア・ウィーン行きの長距離
列車に乗り継ぐ。
列車には「マリアテレサ号」という名前がついていた
スイスからオーストリアへ入り、その後に一旦ドイツの国内を
通って再びオーストリアに入って行く。
目的地のザルツブルグに着いたのは、19時を過ぎた頃だった。
前もって調べていた、ホステルに迷う事なく着いて、ベットも
空いていたので、苦労せずに宿を確保できた。
荷物を部屋に置いて、夕食を求めて外に出たけど、周りの店は
まだ20時頃なのに閉まっている、仕方なく駅まで戻りバーガー
キングで夕食を済ませた。
翌朝、9時くらいに起床する、今日はハルシュタットの村に向う
1階のバーで朝食をとり、その足で駅に向った、途中で同部屋
のオーストラリア人の人達の一緒になった、彼らは台湾から
半年かけてここまで来たそうだ。
ザルツブルから、Attnang-Puchheimという駅で乗り換えて
ハルシュタットに向う、この先の路線は本数もかなり少なく
いかにも田舎の列車という感じだった。
この辺りはサウンド・オブ・ミュージック(見たこと無いけど)
の舞台になった所らしい、透きとおる様な湖、緑いっぱいの山
真っ青な空、まさに絵に描いた様な光景が広がっていた。
チューリッヒ駅
スイス〜オーストリアの車窓
ハルシュタット付近の車窓
対岸から見たハルシュタット
ハルシュタットの街並み
そんな風景を見てるうちに、ハルシュタットの駅に到着した
何も無い無人の駅だった、街は湖の対岸にあり、ここからは
渡し船で街に向う。
船の上からは、これまた素晴らしい風景が365°見渡せる
日本人の観光客も数人乗っていた、船は10分もしないうちに
街に到着した、湖に面した家には船小屋も多く見られる。