9月23日、また雨! 結局オランダに居る間ずーっと雨でした。 今日はパリまで移動する、列車
が昼前の発なので、ゆっくり起きて昨日と同じ朝食を食べ、歩いて駅まで向かう。

アムステルダムから一路、ベルギーのブリュッセルまで向い、そこでパリ行きのタリスに乗り換えます。

ブリュッセルと名のつく駅はいくつかあり、眠っていたせいもあり
間違えて手前の駅で降りてしまった、すぐに気付き落ち着いて
次の普通列車に乗り、無事に目的の駅まで行けた。


その間違えで、少々時間はロスしたけど、乗換えまで1時間ほど
あったので駅をウロウロする。
                                        

お土産にチョコレートをいくつか買い、バックパックの奥に詰める
最後まで潰れなければ良いが・・・


軽く昼食をして、時間が来たのでホームに向かう、タリスの
ホームは日本の新幹線みたいに、他の列車とは別になっていた。
                                         

パリ・北駅に到着、ここに来ても雨・・・ 早速ホテルを探すが1・2
軒とも満室と断られる、その後数軒を回るがダメ。 自分の見た目
に何か問題があるのか?


少しヘコみながら、入ったホテルにやっと空きがありチェックイン
出来た、いきなりフロントの娘から「ドウゾゴユックリ」と日本語で
言われて思わず「アリガトウゴザイマス」と答える。

※彼氏が日本人で今度、彼の母に会うため、日本語の勉強中
                                        

明けて9月24日、モンパルナス駅からTGVでレンヌという街まで
行く (途中でルマン駅に停車、あのルマン24時間の街。一人で
興奮する。) そこからバスに乗り換え、やっと到着。


パリからはギリギリ日帰り出来る距離だった、バスから遠くにモン
サンミッシェルが見え出した時は、車内から歓声が起こった。
                                        

修道院として建てられ、何世紀にも渡り増築されさまざまな様式の
建造物が集まっている、(って詳しいことはよくわからないけど、
その存在感は異様な雰囲気さえも感じる)


内部は、ホテルやお土産店が並んで、迷路の様に小道や階段が
入り組んでいて、外部からの進入を拒んでいるかの様だ。

この対岸はイギリス、満潮の時には、陸の孤島となるそうだが
この時は干潮だったので、その姿を見ることはできなかった。
                                        

レンヌからのバスは、1日に数往復しかない、帰りのバスまで2時間
以上ある、だけど近くにポントルソンという街があり、バスも多くて
そこからなんとか列車を乗り継いでパリまで戻れそうだ。
(これが間違いだった)

ポントルソンの駅に到着して、列車を待つが・・・ 来ない・・・
駅員も誰もいない、14時くらいに駅員が来た、最初の言葉は「列車
来ないよ。」 バスが代走するけど、いつ来るかわからないそうだ。
                                          

これで帰りのTGVの予約が無効になって、また新しい列車の予約を
する、本気でパリまで帰れない恐れが出てきた・・・
しかたなくバスを待つ、同じ境遇のおばちゃんが居たので、話て
いると、「日本人・韓国人・中国人と観光客が沢山いるけど、見分け
がつかないわ」との事、 たしかにこちらの人が見たら、わからいな
と妙に感心した。


なんとかギリギリでバスが来て、ドール→レンヌ→パリと乗り継ぎ
夜遅くにホテルにたどり着く事ができた。
                                         

ブリュッセル駅付近

ブリュッセル駅のタリス

パリ北駅のタリスとTGV

モン・サンミッシェル1

内部の路地

モン・サンミッシェル2

ポントルソン付近の田園