フランス旅行記　パリ編２

明日はニースへ行くので、北駅へ行ってＴＧＶの予約をする、
ＴＧＶはレイルパスを持っていても、予約が必要なので面倒い。

他の列車だと、接続がむちゃむちゃ悪くて１日では行けそうに
ないし本数も少ない、何かＴＧＶに固執しすぎている様な気がした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

まだ暗くなるまで時間があるので、ヴェルサイユ宮殿に行く事に
した、宮殿まではＲＣＲ線（近郊高速線）で行くので、地下鉄は
使わずに北駅から歩いていると、途中で黒人の集団がどこかに
向かって「ウォー！ウォー！」叫んでいる・・・

危険を感じて、地下鉄の駅に入り、そこから先は歩かずに地下鉄
を使った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ＲＣＲ線の乗り換え駅で、降りて列車を待つが、この路線がすごく
わかりにくい、この旅で一番わかりづらかった。

人に尋ねて、なんとか正しい列車に乗る事が出来た、終点で降り
て、歩いて１０分位で宮殿が見えてくる、とてつもなくデカイ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

高さはそれほど無いが、横に無駄に広くて長い、正面の広場には
馬に跨った姿のルイ１４世の像が、堂々と建っている。

彼の「史上、最も大きく最も豪華な宮殿を建てよ」の命令で造られた
そうです。　庭なんかは、もうとんでもない広さで、とてもちょっと見て
回ろうか、という気はしませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

帰りの地下鉄車内で・・・
車内はかなり混雑してました、駅を発車してしばらくすると、大音量で
曲が流れてきた、すると一人のおばちゃんがマイク片手に歌いだした！

彼女の周りから、人が引いてゆく・・・　でも彼女は歌い続ける、静かな
寂しげな曲、列車の揺れによろめきながら。
歌い終わるとチップをせがんでいたけど、誰も渡してなかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ホテルに戻り、途中で買っておいたバケットサンドで夕食にする、結局
毎晩食べてしまった。

明日は、移動の日なのでバックに荷物を詰めて、起きたらすぐに出発
出来る様にして、眠った。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　